運用方法の提案(重要)
APRSは世界に対して大きく窓を開いているシステムです。運用方法を誤ると、国内のみならず海外のAPRS局にもその影響が及ぶため、注意が必要です。
下記内容は日本でのAPRS運用に際して、留意したほうが良いと思われる内容で、APRS運用されている局長さんには是非留意頂きたい内容です。
カタカナ、漢字は使用しない
国内同志のメッ
セージ交換も世界を駆け巡ります。日本語コードは海外局のPCでは正常に表示できないばかりか、時として悪 さをする可能性もあるので、
使
用することは出来ません。
デジ指定に注意
RF
ビーコン送信時にはデジ
パスに配慮し、余計なトラフィックを発生させないようにする必要があります。
ビーコン発信インターバルは適正に
全世界では同時に13000局以上が運用しています。全ての局が1分ごとにビーコンを発信すると、1分間に13000個の情報 が世界中のAPRS
-Server
に送り込まれ、またその情報の多くを世界の各局が受信することになってしまいます。
運用形態に基づき、適切な
ビーコンインターバル(発信間隔)での運用を心がけてください。
Digipeater・IGate の運用に注意
どなたでもDigipeater(中継局)やIGate (RF とインターネットのゲートウェイ局)
を運用することが出来ますが、設置場所や設 定を誤るとRFに対して過大なトラフィックを発生させ、地域全体の局の運用に悪影響を与えます。
DigipeaterやIGateg
局の運用には十分な知識と細心の注意が必要です。
正確な情報を発信する
日本から発信した情報は、瞬時に世界中に配信されます。APRSの各情報は、様々な場所、目的で活用されています。情報
の内容には気を遣う必要(
疑わしい情報発信、虚偽の情報発信を控える) があります。
また自局以外の情報を発信する場合も、その情報には責任を持つ( 個人情報保護の観点からも) 必要を感じます。